公民館だよりは今年度より、広報しんおんせんに合わせて、月末に次の月の号が発行されることになりました。そのため今月号は5月号となります。そのため、本年度1号の4月号がなくなってしまいましたが、よろしくお願いいたします。
清富のコウノトリが、巣塔の横の電柱に巣作りを始めてしまったようです。指杭の宮階弘志さんが教えてくれました。以前もAUの電波塔に巣作りをしたつがいが居ましたが、危険だとのことで撤去されてしまいました。今回はどうなったのでしょうか。


「野良素人のつぶやき」コラム
「土と内臓」を読むシリーズが終わりちょうど新年度になりました。今回は旅のお話。
〜東洋のアルカディアを訪ねて〜
年度明けに、関東・東北を旅してきました。ちょうど清明のころで暦のとおり空が青く澄み、甲府や福井では満開の桜が映えて気持ちよくなりました。
今回の旅の最果ての地は山形県尾花沢市の山間にある銀山温泉でした。昔、銀鉱山があったところで、鉱口が温泉街の一角に残っています。温泉は山間の渓流沿いにあり、旅館の業務用の車および宿泊客の車以外はに入ることが許されていませんでしたので、入り口の大正ろまん館の駐車場から有料シャトルバスで温泉まで入ります。
温泉街はもっぱら徒歩での散策に頼るので、ちょっと風情が感じられました。想像するより多くの外国人旅行客が訪れていました。「千と千尋の神隠し」の舞台のモデルとなったと噂されている温泉地(諸説あり)ということで納得しました。
▶︎ 上杉鷹山「為せば成る、為さねば成らぬ、何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」
もう一つの目的地は山形県南部にある米沢市です。その前に米沢市と山形市の間に上山市があります。今年3月24日に慈済寺で不動智についての講和があったところですが、「不動智神妙録」を著したその沢庵和尚が紫衣事件で3年間流罪になったところが上山です。山形の道の駅では沢庵漬けはもちろん売られていました。
上山から山を越えると米沢盆地です。ここは英国の女性旅行家イザベラバードが東洋のアルカディアと称したところです。アルカディアは牧歌的な理想郷という意味です。彼女は明治11年7月にここを訪れています。7月にぜひ再訪しアルカディアを堪能してみたいと思います。
米沢市は置賜(おきたま)地方の中心都市であり、上杉氏の城下町です。上杉神社や伝国の杜(でんこくのもり)米沢市上杉博物館など上杉氏に関わる資料がたくさんあります。上杉謙信や直江兼続は有名ですが、江戸時代
中期の米沢藩主上杉鷹山はあまり知られていません。
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今月のおすすめの読み物

☝️上杉鷹山の藩政改革と金主たち~米沢藩の借金・再生史/加藤 国雄 著
コラムで紹介されている、上杉鷹山の藩政改革について書かれた 論文、本論と補論がPDFで公開されていました。
米沢有為会ホームページ>会員の広場>寄稿広場>寄稿論文 に公開されています。
上杉鷹山の藩政改革と金主たち~米沢藩の借金・更生史 本論はこちら 補論はこちら