公民館だより 2025年5月号発行

 公民館だよりは今年度より、広報しんおんせんに合わせて、月末に次の月の号が発行されることになりました。そのため今月号は5月号となります。そのため、本年度1号の4月号がなくなってしまいましたが、よろしくお願いいたします。

 清富のコウノトリが、巣塔の横の電柱に巣作りを始めてしまったようです。指杭の宮階弘志さんが教えてくれました。以前もAUの電波塔に巣作りをしたつがいが居ましたが、危険だとのことで撤去されてしまいました。今回はどうなったのでしょうか。

「野良素人のつぶやき」コラム 

「土と内臓」を読むシリーズが終わりちょうど新年度になりました。今回は旅のお話。

 年度明けに、関東・東北を旅してきました。ちょうど清明のころで暦のとおり空が青く澄み、甲府や福井では満開の桜が映えて気持ちよくなりました。

 今回の旅の最果ての地は山形県尾花沢市の山間にある銀山温泉でした。昔、銀鉱山があったところで、鉱口が温泉街の一角に残っています。温泉は山間の渓流沿いにあり、旅館の業務用の車および宿泊客の車以外はに入ることが許されていませんでしたので、入り口の大正ろまん館の駐車場から有料シャトルバスで温泉まで入ります。

 温泉街はもっぱら徒歩での散策に頼るので、ちょっと風情が感じられました。想像するより多くの外国人旅行客が訪れていました。「千と千尋の神隠し」の舞台のモデルとなったと噂されている温泉地(諸説あり)ということで納得しました。

今月のおすすめの読み物

☝️上杉鷹山の藩政改革と金主たち~米沢藩の借金・再生史加藤 国雄 著
コラムで紹介されている、上杉鷹山の藩政改革について書かれた 論文、本論と補論がPDFで公開されていました。
米沢有為会ホームページ>会員の広場>寄稿広場>寄稿論文 に公開されています。
上杉鷹山の藩政改革と金主たち~米沢藩の借金・更生史 本論はこちら 補論はこちら

☝️漆の実のみのる国上・下/藤沢周平 著
貧窮のどん底にあえぐ米沢藩。一汁一菜をもちい、木綿を着て、藩政たてなおしに心血をそそいだ上杉鷹山と執政たち。政治とは、民を富まし、しあわせな日々の暮しをあたえることにほかならない。藤沢周平が読者にのこした遺書とさえいわれるこの長篇小説は、無私に殉じたひとびとの、類いなくうつくしい物語である。

☝️代表的日本人/内村 鑑三 著  鈴木 範久 訳
内村鑑三(1861―1930)は,「代表的日本人」として西郷隆盛・上杉鷹山・二宮尊徳・中江藤樹・日蓮の五人をあげ,その生涯を叙述する.日清戦争の始まった一八九四年に書かれた本書は岡倉天心『茶の本』,新渡戸稲造『武士道』と共に,日本人が英語で日本の文化・思想を西欧社会に紹介した代表的な著作である.読みやすい新訳.

赤崎地区公民館だより
2025年3月号