令和6年度(2024年度)11月号の公民館だよりができました。
急に寒さがやってきて、体が驚いております。しばらく外していたマスクもまた復活しています。(暖かいのです)
公民館の桜の木の下にキノコがたくさん生えてました。けど、どうやら毒キノコ。でも美しいですね。採取せず、そっとしておきました。
🟠 11月号の内容ピックアップです
▶︎「野良素人のつぶやき」コラム
〜畑︎の中の微生物と体の中の微生物(4)~
松葉ガニ漁が解禁になり、紅葉には晩秋の気配が濃くなってきましたが、まだまだ気温が高めのようで、南方にはいくつもの台風が発生しています。いつまでも暖かいと思っていたら急にドカ雪に見舞われるかもしれませんので、暖かいうちにタイヤ交換すべきでしょう。
さて、前号まで『土と内蔵』から畑の中での話題から興味深い部分を紹介してきました。今回はヒトの体の中の話題を取り上げます。
『土と内蔵』の女性著者の一人にがんが見つかりました。HPV(ヒトパピローマウイルス)の中のあるウイルス株には、子宮頸がんのリスクを高めるものがあるといわれています。彼女は数年前の検査でこのウイルス株を一つ持っていることがわかっていました。実は、女性の80%が、生涯のある時点で子宮頸がんにつながるHPV株を1つ以上持っていますが、大抵の人はウイルスを排除してしまうそうです。彼女は自分の体もウイルスを追い出すと思っていたのですが、そうではありませんでした。。。続きはこちら
この後、彼女は自然療法医の指導のもと、食生活を改善してゆきます。今回は身近な話でもあり誌面を構成しながら、すっかりのめり込んでいました。
🟠 記事の内容とリンクする今月のおすすめ本
☝️ヒトはなぜ「がん」になるのか
「これは、がんについての話ではない。
生物についての話だ。私はみなさんに
がんは人間だけがなる現代病ではなく、
生物の基本システムに最初から組みこまれたバグであるという話をしたい。
☝️あなたの体は9割が細菌
あなたの健康を維持している体内微生物の生態系が破壊され、さまざまな問題を引き起こしている!最新の科学的知見をもとに、微生物生態系のしくみと健康との関係を解き明かす決定版!
☝️発酵文化人類学:微生物と人間の関わ
り。僕たちが長年培ってきた暮らしの文化の奥深さ。日本人がどのように見えない自然と向かい合ってきたのかというスタンス。そして美味しさや美しさを感じる人間の認知システムのカラクリなど、色んな「ひみつ」が見えてくる。
☝️土と内臓―微生物がつくる世界
植物の根と、人の内臓は、豊かな微生物生態圏の中で、同じ働き方をしている。
マイクロバイオーム研究で解き明かされた人体での驚くべき微生物の働きと、土壌根圏での微生物相の働きによる豊かな農業とガーデニング。
農地と私たちの内臓にすむ微生物への、医学、農学による無差別攻撃の正当性を疑い、
地質学者と生物学者が微生物研究と人間の歴史を振り返る。微生物理解によって、たべもの、医療、私達自身の体への見方が変わる本。